4-2.No.0013┃映画:ゼロ・グラビティ(GRAVITY) ~最も怖かった映画のひとつ

┃監督: アルフォンソ・キュアロン
┃TITLE: ゼロ・グラビティ(GRAVITY)


所謂「ホラー映画」はあまり観ません。たまに面白いものはありますが、ほとんどはその仕掛けやからくりを考えてしまって、純粋に「怖い思い」は出来ないものが多いし、ただ血や内臓が出るだけだと笑ってしまいます。
でもゾンビ映画はわりと好きなのですが、これはもう「恐怖」というより考える材料として観ていることが多いのです。
でも、なかには「本当に怖いと思った」映画があります。No10稿から四回にわたって、怖かった映画について書きます。

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最も怖かった映画の四つ目(観た順序は関係なく書いていますが)が、『ゼロ・グラビティ』。
0グラム、重力ゼロ。もちろん私は宇宙に行ったことはないけれど、重さがないというのはこれまた非常な不安を伴うものだと想像します。『オープン・ウォーター』に似た恐怖感ですが、こっちは宇宙で、たとえ地球の姿が見えていたとしてもそこに帰還することはえらく大変な事態になっています。
暗い、足がつかない、どこに流されるともわからない不安、何より、人がものすごく小さな存在であることを認識させられる不安―宇宙ゴミとたいした変わらないかもしれない存在。
でもこの映画、最後主人公だけはGを感じられて観ていて少しだけホッとするのが、どん底に落とされる感じの『オープン・ウォーター』や『ダイアナの選択』より恐怖感が小さかった点ですな。